今回のお店は新店ではなく地元ではもう昔からおなじみのお店です。「ピッピ」ってご存知ですか?昔からうどん県、特に中西讃では赤ちゃん言葉で「うどん」のことを「ピッピ」と呼びます。「お~、○○チャン、ピッピ食べるか?」てな具合です。離乳食が終わったころから「うどん県英才教育」が始まるわけですね(笑)。その「ピッピ」を店名につけるなんて、もう明らかに地元民のためのお店じゃないですか。早速店内へと進むと広くて明るい店内。注文場所まで行くと左にはおでん、右には大量の天ぷら類、おおこれは高まる。そのさらに右には「うどん県民の最大の問題点」である「うどん(炭水化物)+おにぎり(炭水化物)」克服のための「野菜サラダ」まであるじゃないですか。しかも100円でなかなかの盛り具合です。さらになんとお会計時にドレッシングまでかけてくれるなんて至れり尽くせり。このドレッシングもさっぱりして美味しく食べられます。もちろんフレンチ系のドレッシングもあるのでそちらが好みの方は遠慮なく言いましょう。
メニューも豊富で迷うなぁ~。まずはかけうどんから行きますか。「かけの大」と頼むとそこにセルフのお約束ともいえるダシのタンクがあるにもかかわらず女将さんらしき方が入れてくれます。さらにレジのところでは、これまたネギにしょうがまで入れていいか聞いてくれます。セルフじゃないやん(笑)。ぶっかけの時はゴマまですってくれます。薬味の量なんかは遠慮せずにここでちゃんと言いましょうね。イリコバリバリというわけではないので県外の方にも広く好まれるやさしい味に仕上がってます。うどんそのものも小麦の香りと甘みを出すために「朝練り」にこだわっているそうです。中太でしっかりした、まさに腰のあるうどんです。1玉は約320gで普通のお店の1.5玉分はありますのでご注意ください。大将が創作メニューもどんどん追加しているので左のリンクからブログもチェックして行くといいかもです。