年も明けてあっという間にもう2月ですよ。トギンの相方キレンジャーです。しかも2月は「逃げる」というようにこれまた、あっという間に過ぎていくから油断できません。こんな時は落ち着いてゆっくり美味しいうどんを食べたいと思いませんか?
さて、今回ご紹介するお店は昨年2016年6月末に移転予定ありで閉店した香川町の「釜からどん」が、移転、新築で店名も「麺匠くすがみ」として9月にオープンしたお店です。
2009年度3月発売の「ミシュラン観光ガイド』に「わざわざ訪れる価値のある場所」として最高評価3つ星に選定された名勝「栗林公園」から東へ行った楠上町の閑静な住宅街にオープンするということはやはりコンセプトが違うのでしょう。
お店の外観も落ち着いた雰囲気でお昼に駆け込んでがっつリ食べてすぐ出るという製麺所スタイルとはかなり違います。少し入るのをたじろいだぐらい。(^_^;)
でもお店の外の看板には前店の「釜からどん」でなじみのあるメニューが並んでいて、お値段もほとんど変わりなくて安心しました。では行ってみよう!お昼前の少し早めの11時過ぎですが、この時間でもすでに8割がた席は埋まっています。ご夫婦連れやご家族連れ、県外のお客様を連れてきているような方もいらっしゃいます。カウンター席に案内されてメニューを確認、これもなんか高級感があります。何か新メニューはないかなということで肉うどんがメニューに登場していたので、ちくわ天と共に注文してみました。お客さんはそれぞれつけうどん系や中華そば系と豊富なメニューなのがわかります。つけうどん系のメニューには前店舗と同じく「あと飯」用のご飯も付いてきますからそれも頭に入れて注文してくださいね。
少しまって注文の品が登場。ちくわ天に天つゆが付いてくるのは新鮮でした。肉うどんも美味しそうです。肉の味付けはそれほど濃いものではなく、柔らかいものの上品に仕上がっていてやさしいかけ出汁とマッチしています。揚げたてのちくわ天もおいしいです。ここは天ぷらも揚げたてで出してくれるので間違いないです。
お店のチラシによるとあの高松市内のカレーうどんで有名な「五右衛門」の横浜店で店長をされていた土居さんという方が接客を仕切ってらっしゃるそうです。また、地元のニュースでも取り上げられていましたが障害者の就労支援事業の認可も取られているそうです。大将も前店からつけうどんの定番化などうどんはもちろん、中華そばも力を入れていて、これからの本気具合がチラシやメニューからも伺えます。 後日いただいた中華そばもいりこの効いたあっさり味で落ち着く味の中華そばに仕上がっていました。単品で頼んだ牛丼も味も量もちょうどいい感じでした。
うどんも中華そばも両方がメインのお店は珍しいです。全メニューを試してみたくなりました。あわただしい昼食に疲れたら一度行ってみてください。