すっかり夏真っ盛りのうどん県です。夏休みやお盆休みでうどん店巡りをされる方は、有名店は行列しますので熱中症対策をお忘れなく。さて今回ご紹介するお店は久しぶりに三豊市詫間町のお店です。丸亀市の今や超有名店の「よしや」さんで修業された大将がオープンしたお店「うどん 松ゆき」です。
「よしや」さんでもときどき「気まぐれメニュー」がでるのですが、修行中はそのメニューを任されていたこともある大将ですので創作メニューも楽しみです。最初にお店に伺ったのはまだ寒いころ、冬メニューの「たまごとじあんかけうどん」がレギュラーメニューのころです。なぜそんなに前かというと、お店が職場からは遠いのと定休日が火曜日だから!(笑)。
ということで早速突撃!一般店なので席について待っていれば注文を取りに来てくれます。季節メニューのさらに限定メニューの「讃玄豚のたまごとじあんかけうどん」をお願いしました。このお店のうどんのサイズは独特で「小1玉」「中1.7玉」「大2.5玉」です。「中」と「大」が通常より大きいのは大将のたくさん食べてもらいたいという心意気だそうです。大将の人柄がよくわかりますね。そして天ぷらは評判の「カレイのレモン塩天ぷら」をお願いしました。こちらは天ぷらも注文を受けてから揚げてくれるのがうれしいですね。
少し待って登場、めっちゃ美味しそうです。「讃玄豚」は地元三豊市のブランド豚で柔らかくしっかりとした味の中にコクがあり、臭み・アクの出が少なく、とても食べやすい豚肉だそうです。さっそくいただきます!表面があんでおおわれているので冷めにくくさらに卵でもとじてあるのでやや細めのうどんとよく絡んで美味しいです。修行先の「よしや」さんとは違った方向ですがこれが大将の出したかった麺なんですね。食感もコシを主張するわけではなく、なめらかだけど芯は通っている感じです。
「讃玄豚」も柔らかくてその中にコクも感じられて美味く長所を引き出されている感じです。
「カレイのレモン塩てんぷら」もうわさ通りさっくりふんわり揚がったカレイにさっぱりしたレモン塩がよりさわやかにアクセントになっています。そういえば同じ三豊市のお隣の町、仁尾町のレモンも有名ですからそれを使っているのかな?
後日、やっと夏メニューになってからいただいた冷たい「あんかけうどん」もこれまた珍しくてこちらも美味しくいただけました。冷たいあんかけうどんもやさしいあんと程よく引き締まったうどんがよくマッチしていてお勧めです。
テレビ番組でも紹介されて人気が上がっていますので少し早めに訪問がお勧めです。大将、「創作メニュー」も楽しみにしていますよ!