気が付いたら短い梅雨が明けていきなり夏になってしまい、渇水の心配が出てきたうどん県です。あまり熱いのは食べられないけど、ぬるいうどんは苦手なトギンの相方のキレンジャーです。
さて、今回ご紹介するお店は久しぶりに高松市のうどん屋さん「うどん・そうめん かじかわ」です。といっても店名でわかるように「そうめん」も豊富なラインナップを持つおみせです。もともとこのお店はうどんだけではなく、そうめんも常時メニューにあった「まさご屋」さんで働いていた現在の大将が、先代の大将からお店を引き継ぎ、うどんだけではなくそうめんも一緒に提供したいという心意気でオープンしたお店です。
「そうめん」は今もまさご屋の大将がお店向けに手延べそうめんを作って提供してくれているんだそうです。これなら以前からの「まさご屋」のファンの方もうれしいですね。うどんの方は「讃岐のゆめ」と国産小麦のブレンドで地産地消も考えて作られているそうです。
まずは基本のかけうどんと好物のとり天をいただきます。やや太めのうどんで国産小麦らしい小麦の香りも感じられます。おとなしめですがやさしいかけだしと合わせて美味しくいただけました。また、創作うどんも冬場は土曜日限定の「トマタマチーズうどん」や「しっぽくうどん」、夏場は「梅冷かけうどん」など色々楽しめます。昨年の「うどんコレクションスタンプラリー2021」に続き、今年2022年も「うどんコレクションスタンプラリー高松」にも参加されています。ちょっと想像がつきにくかったけど、キレンジャーとしては避けては通れない(笑)、カレーそうめん(中)をいただきました。(そうめんは注文を受けてから湯がきますので、時間の余裕があるときに注文してくださいね。)余談ですが、私の子供のころは「そうめん」よりも少し太くて食べ応えがある「ひやむぎ」がよく食卓に出ていました・・・(遠い目)。と、感慨(?)にふけっていると、番号を呼ばれて取りに行きます。なかなか見慣れないビジュアルです。スープカレー風ですが、しっかりしたそうめんが入っています。これはそうめん好きならいろんなバリエーションで楽しめていいと思います。常連さんと思われるお客さんは俗に言うちゃんぽん状態のうどんとそうめんを同時に入れたものを注文されている方もいました。食感の違いが楽しめそうですね。また、大将は地域貢献も考えているそうで、お店での他業種とのイベントを企画したり、先ほどのうどん屋さんのスタンプラリーに参加したりとまだお若いのもあって積極的に行動されているそうです。ますます楽しみなお店がまた一つ増えました。