お正月そうそう大変なことが次々と起こって、被害を受けたり亡くなった方にお見舞いを申し上げます。何もできませんが、皆さんが一日も早く美味しい讃岐うどんを食べに来られる日を祈ってお店のご紹介をさせていただきます。トギンの相方キレンジャーです。冬場になってくるとご当地お雑煮ネタで当HPでもご紹介済みの「本場かなくま餅 福田」の「白みそアン雑煮うどん」が紹介されてきたんですが、こちらも侮れないお店を紹介します。こちらのお店が「かなくま餅 11号線」、血縁でも支店でもなく、こちらのお店も元々は同市流岡町の「かなくま橋」と近くで「福田」さんと並んで商売されていたのが道路拡張工事などをきっかけに国道11号線に移転したお店だそうです。こちらのお店も建物の風格通り歴史は古く大将は5代目、妹さんが女将として店内の切り盛りや宣伝、などを担当されているそうです。最近SNSの投稿だけにとどまらず、地域のイベントや「昨年開催された「うどんコレクションスタンプラリー三豊・観音寺」にも参加されたのを始め、高松や県外、大阪などのイベントにも女将さん(通称イレブンさん)は参加されています。すでに主要メンバーと言っても過言ではありません(大げさ?)。
また、Instagramページの投稿を見ても、こちらのお店はより変わり種というか、スイーツと言ってもいいような投稿も並んでいます。今年2023年の6月にも県内のうどん屋さんと名古屋の「星が丘製麺所」の「きしめんコラボ」で「名古屋定食」として、「釜玉きしめん」か「冷かけきしめん」と「味噌カツ」「一口ういろう」も出されていました。
今回いただくのはお店の一番人気、「かねもちうどん」です。地元観音寺市のシンボルともいえる「銭形砂絵」の「寛永通宝」の焼き印入りの「えびせんべい」に「えびちくわ」、本業の「杵つき餅」が入った贅沢なかけうどんです。「かねもちぶっかけ」にはお値段は上がりますが「えび天」も入ります。で、厨房リニューアル後に伺うとさらに「えび天」と縁起のいい金粉を載せたお餅も入った「おおがねもちうどん」までできたようです。なお、お餅は「あん入り」「あん無し」「お餅の天ぷら」「お餅そのまま」が選べますのでお好みで選んでくださいね。やや細めのうどんは地元の小麦粉「讃岐の夢」を使われているそうです。それほどコシは強くなくてやさしい麺に、同じく西讃にしてはあまりイリコが主張しないやさしい味のダシがマッチしています。イリコがっっり系が好きな私には少し物足りない感じもしますが、これはこれでこのお店の特徴かなと思います。
後日いただいた唐揚げ定食もボリュームがあるけど味はそれほど濃くなくて素材の味が活かされている唐揚げにやさしいかけうどんはいい感じです。
やはり地元の年配のお客さんや、仕事途中の職人さんらしき人など、お客さんの幅が広いし、うどんは無しでご飯とお汁だけ頼んでおかずをいくつか食べている方もいらっしゃいました。地元密着のお店の方針がこの客層の幅広さの素なんですね。お餅をお土産に買われている方もたくさんいました。
赤飯やバラ寿司、さらに季節によるいろんなフルーツ大福や、11日は「イレブンの日」として毎月ナッツ大福も限定ですが販売されているそうです。いろんな楽しみ方ができる楽しいお店です。