例年より遅く梅雨入りしてあっという間に梅雨明けしてもまだまだ雨の少ないうどん県です。今年も早明浦ダムは降水量が少なく、とりあえず台風のおかげで少し持ち直したものの節水対策は必要ですね。今年は暑さも厳しいようですので、まだまだ油断できない新型コロナ感染予防に加えて、熱中症対策も気を付けてうどん店巡りを楽しみましょう。今回ご紹介するお店はちょうど1年前くらいに紹介していた丸亀市綾歌町の「ゆい製麺所」の後を引き継いだ「手打ちうどん つよ志」です。「ゆい製麺所」の大将が手首を痛められてうどんを打つのを続けられなくなり、もともと知り合いだった高松市の「さか枝」の職人だった今の大将がお店を引き継ぐ形でオープンしたお店です。お店の入口上の看板には「ゆい」の文字があり、良好な関係で引き継いだんだなと思えます。オープン当初は「ゆい製麺所」の大将も一緒に厨房にいらっしゃったそうです。早速入店、入ってすぐに天ぷらがお迎えしてくれていますので、ここでとり天をチョイスして、カウンターでかけうどんを注文してお会計です。「ゆい製麺所」の時の「藤原屋の天ぷら」はなくなっていて、すべて自家製天ぷらになっていました。電子マネーの「PayPay」も対応していて、事前に取得しておくクーポンやスタンプカードも用意されていますので「PayPay」でのお支払いがお得ですね。こちらのかけダシにもぶっかけダシにも、あまりみかけない日本3大魚醤の一つである「いかなご醤油」も使われているそうで、それほど強く主張するわけではないですが、独特の風味が中太のもちもち麺と相まって美味しいです。後日食べたカレーうどんもブラックペッパーをかけてくれて、とろみのあるスパイシーなカレーでこちらも食べ応えがあります。他にも「明太バターうどん」や「明太釜玉うどん」「チーズ釜玉うどん」など創作系うどんもラインナップされていて今後も楽しみです。また、朝7時から営業されていますので、朝うどんにももってこいのお店です。これからも楽しみなお店がまた一つできましたね。大将に女将さん、がんばってください!